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ニキビ跡の種類と原因

解説医師ゴリラクリニック総院長稲見 文彦

男性のニキビ跡の特徴

ニキビは思春期に発生し、多くは成長と共に軽快していきます。しかし成人になっても繰り返すニキビに悩んでいる方は少なくありません。

特に男性は女性に比べスキンケアに不慣れな方も多く、炎症性ざ瘡(赤ニキビ)に発展しやすい傾向があります。
ニキビ跡をメイクで隠すことも難しいため、赤みや凸凹などのニキビ跡に悩みやすいのも男性の特徴です。

誰かにニキビの相談をできずに悶々としている男性もかなり多いように感じます。

ニキビ跡の種類と原因

  1. 赤み

    白ニキビ(白色面皰)や黒ニキビ(黒色面皰)は炎症を起こしていませんが、赤ニキビ(炎症性ざ瘡)になると「炎症症状」を呈します。

    炎症症状とは赤み・腫れ・痛み・熱感などを指します。ニキビによる赤みは急には治りません。2-3か月は目立つ傾向にあり、6か月から12か月を経過しないとなかなか改善しないのです。自然経過とともに薄くなって気にならなくなる赤みもありますが、中には後述の色素沈着に発展してしまう赤みもあります。

    日焼け対策など日頃のスキンケアを注意していると、色素沈着を残すリスクを軽減することができます。

    赤みが出来るまで

    1. 正常な状態
    2. ニキビの炎症状態
      周囲の皮膚がダメージを受ける
    3. ダメージを受けた部分の
      毛細血管が増加 or 破壊
    4. 増加した毛細血管が透ける or
      皮膚に血液が染みこみ赤みが残る

    赤みに対する各治療効果の違いをみる »

  2. 色相沈着

    炎症後に色素沈着が起こるメカニズムは、まだ分かっていない部分もあります。アラキドン酸の代謝物質やサイトカインが関わっていると考えられています。

    色素沈着の正体はシミと同じくメラニン色素です。炎症の跡に色素沈着が起こるため、とにかく炎症を悪化させないことが重要です。

    ニキビを自分自身で潰したり、いじったりする行為(掻把行動といいます)は炎症を悪化させるので止めましょう。

    色素沈着ができるまで

    1. 正常な状態
    2. ニキビの炎症状態
      ダメージを
      受けた毛穴周辺の皮膚が傷つく
    3. ダメージから皮膚を守るため
      毛穴の内部で大量のメラニン生成
    4. 生成されたメラニンが皮膚の中に
      残りニキビ跡の色素沈着に

    色相沈着に対する各治療効果の違いをみる »

  3. クレーター(凸凹肌)

    ひどい赤ニキビができるとクレーター状の痕(瘢痕)が残ってしまうことがあります。

    アクネ菌や遊離脂肪酸が放出する物質により、皮膚の土台となるコラーゲンやエラスチンが減少します。
    身体はそれを治そうとしますが、治し方が足りないと凹んだ跡になり、治し方がオーバーだと膨らんだ跡になってしまいます。

    凹んだ跡を医学的には「萎縮性瘢痕」、膨らんだ跡を「肥厚性瘢痕」と呼びますが、特に萎縮性瘢痕は治療法が確立していない状況です。

    クレーターを未然に防ぐのが最善です。

    クレーター(凸凹肌)ができるまで

    1. 正常な状態
    2. ニキビの炎症状態
    3. 皮膚組織が破壊
    4. クレーター

    クレーターの分類

    よく用いられているのがJacob分類やECCA分類で、クレーターの形によってニキビ跡を分類しています。

    アイスピック型やローリング型、そしてボックス型と呼ばれていますが、評価する人間によって分類がずれるなどの問題点があります。
    最近ではクレーターの直径だけで分類する方法も確立されつつあり、0.5㎜以下・0.5-2㎜・2㎜以上の3タイプに分けています。

    ここでは、様々な分類を一度ご紹介します。

    クレーター(凸凹肌)に対する各治療効果の違いをみる »

ゴリラクリニックのニキビ治療

当院のニキビ跡治療は、赤みや凹みなどの症状に適したレーザーと肌の調子を整えるピーリングやイオン導入を組み合わせた治療をご用意しています。市販品や皮膚科での治療に限界を感じている方はぜひ一度、当院へお越しください。

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一番大事なのは?

どんな治療を選択されてもニキビ跡治療で一番大事なのは、続ける根気です。
ニキビ跡が治り難いことは既に実感されているかと思いますが、
それだけ根気の必要な治療になります。

最先端のレーザー治療でさえ、数回の照射が必要で長ければ数年を費やす必要もあります。
また、併せて日頃のスキンケアも重要になります。現在あるニキビ跡を治したとしても、
スキンケアを続けずにキレイな肌の維持はありえません。

正しいスキンケアを続けることで肌の調子は格段に上がるでしょう。
すぐに効果が現れないことに嘆かず、徐々に治っていくものと
ご自分の肌力を信じ根気よく治療していきましょう。